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真昆布について

南かやべ産真昆布「白口浜まこんぶ」


平成12年7月20日 昆布漁解禁日撮影


北海道函館市(旧南茅部町)は、国内昆布生産量の15%を占める日本一の昆布産地です。

ここで採れる昆布は遠く北前船の時代より「白口浜こんぶ」と呼ばれ上浜ものとして他産地昆布と区別されてきました。

これは昆布の身が厚くその切り口が白く見えることに由来します。

上品で清澄な出しが豊富に取れ、また高級塩昆布やおぼろ等の加工にも適していたため、生産された昆布の大半が加工メーカーの多い関西・北陸方面へ出荷されます。

 

最高級「献上昆布」


昭和11年 献上昆布調整風景

南かやべ産真昆布は、松前藩が朝廷や将軍家に上納していたことから「献上昆布」の別称があります。このことについては江戸時代幕府による蝦夷地の調査報告「蝦夷嶋奇観」の中で「天下昆布」「昆布の絶品」と述べられています。さらに「菓子昆布」についての記述もあり、そのまま食しても甘みがある真昆布は宮廷や将軍家においてお菓子として珍重されていたことが伺われます。

 

養殖昆布発祥の地

昆布の養殖に注目していた漁師達の期待に応えて昭和41年には北海道区水産研究所の指導のもと、1年ものの促成昆布養殖に成功しました。昭和44年には本格的な養殖事業が始まり生産は飛躍的に増大しました。

平成16年度の南かやべの昆布生産は、天然ものが約622トン、養殖物が約2,446トンで、この量は国内昆布総生産の約15%を超える一大産地となっています。

   
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